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実写版

 ロシア文学の大作は登場人物が膨大で、その名前は、男性は○○ヴィチ、女性は○○ーナなどが多く、大混乱してしまいます。その場合は映画などの実写版を見てから小説を読みます。そうすると分かりやすいです。

 そんなことのない一般の小説で、原作と実写版がある場合、実写版→原作はありえますが、原作→実写の背景を小説は自然に記述できますが、実写版でそれと同等の情報を伝えようとすると、場面を止めてナレーターが延々と説明することになってしまいます。だから、そんなことはしません。それ故に、情報量は決定的に実写版が劣っているからです。

 最近、漫画が原作の場合、原作→実写版はありえることに気づきました。上手い役者の場合、表情や間や声に含まれる情報が実写版の方が豊富ですから。漫画版は一読して、まあいいレベルでしたが、実写版はリピートして見るぐらいです。その後に漫画版を見直すと、評価が上昇しました。

追伸 上記は原作が一定レベル以上の場合であり、原作が凡作以下の場合、実写版は凡作以下になります。