■ [大事なこと]見えた!
本日が院生さん達の学会前の発表会。皆さん素晴らしかった。この数年における最大の謎である、「どうやったら『学び合い』を伝えることが出来るか」と言うことに対して明確な方向性を示していた。
最近、Sさんが私との接触を断っている意図が分かった。だって、Sさんの発表は自分に託しながら、私がいかに愚かであるかを明確に示したものだから。だから、途中過程でゴチャゴチャいじくられたくなかったのだろう。実に嬉しい。だって、自分の愚かさを指摘されることによって、私はもっと賢くなれる!
あえて難をいうならば、教師同士の会話に着目して分析している点は凄く良い。でも、そこで交わされている会話は、実践を通しての会話であるという要因を除外している。単に、経験交換ケースの会話だったら伝わるとは思えない。互いに、実践を共有しているからこそ伝わるものがある。そこのところが、まだだ。そこさえ出せれば、凄い!
Oさんが『学び合い』の形成過程における各子ども達の役割を明らかにして、Fさんが子どもの「普通」の凄さを明らかにするだろう。そうなれば、凄い、凄い!チョモランマのごときに思えた謎が、妙高山レベルになりそうだ。本当に、毎年、毎年、凄いことを教えていただける。
な~んて、私は幸せモンなんだろう。日本中の教育研究の研究室の中で、私ほど実践に役立ち、役立ち続ける、最先端を味あわせていただき、自分の愚かさを笑える研究者がいるだろうか!
日本征服も夢ではない。あはははははははははは