■ [大事なこと]冷静になれば
冷静になって、この数日のメモを再読しました。まさに、エキスパートは入門者を理解できないことの証明を、私自身がしているようです。
私は出来ません。でも、我々という多様なメンバーにはそれが出来る人がいます。以下は、『学び合い』のセオリーであり、私が何度も人様に語ったことです。
私には「その人」を変えることは出来ません。しかし、私が語って理解してもらえる人はいます。そして、その人は、私が変えることの出来ない「その人」を変えることが出来ます。どんな人も、悪意はなく、ごく普通に、前向きに生きています。「みんな」が高まる。それを求め続けることが、私の出来ることだと思います。
どうして、人様に偉そうに行っていることを、自分では出来ないのだろうか・・。と思い返しています。
あ、そうだった。教師とは、自分の出来ないことを人に求める商売だった。もし、自分が出来ることだけを人に求めていたら。どんどん、退化する一方だもんね。と、合理化する。
■ [映画]となり町戦争
とても馬鹿馬鹿しい映画です。地方の市町村が戦争をするんです。その様子を淡々と描いています。ただ、戦闘シーンはほとんど無く、いわゆる銃後の守りの社会を描いています。無理が多いな~、そんなことあるわけないじゃん、と見ていました。しかし、ある時、この映画の「町」という単語を「国」に置き換えたら、まったくリアルな映画であることに気づき、ぞ~っとしました。世界には日本の市町村レベルの国は山ほどあります。そして、明治維新前は、日本中はそんな国だらけだった。それをいろいろと考えました。