最近のことです。私が仕事をしていると、息子が何かしています。じっと見るとお祈りをしているようです。息子に聞くと、中学校受験でドタドタしていたのでサンタさんへのお祈りをしていなかったので一生懸命にお祈りをしているそうです。
「何をお願いしているの?」と聞きますが、なかなか言いません。「言わないところをみると、ゲームだろう。でも、中学校になったら勉強が忙しくなるのだからゲームはダメだ。第一に、今でもゲームは山ほどあるだろう。お前のためにならないからゲームはあげないで下さい、とお父さんからサンタさんにお祈りするから、ゲームは持ってこないよ」というと不満そうです。しかし、ゆっくりと中学校の状況を説明するとしぶしぶながら納得してもらいました。なんか別のものをお願いし始めたようです。が、それでもゲームをお祈りしているようにも見えます。いずれにせよ一生懸命にお祈りをしています。
以前に同志から聞いたエピソードが再度書かれていました(http://goo.gl/ueJ8t)。最後の部分が心に刺さります。このような子を救うには、教室レベルでは無理です。学校が核になった地域コミュニティが再生されなければなりません。急がねば、と、ウルウルしながら書いています。