■ [大事なこと]義務
「壁を越えられないときに教えてくれる一流の人のすごい考え方」を読みました。読みやすかったので、30分ほどで読み終わりました。その中で一番気に入ったエピソードです。
マザー・テレサが「世界の人々を幸せにするために、我々はいったい何をすれば良いのでしょうか?」と言われて応えた言葉です。それは「まず、あなたが家に帰って家族を幸せにしてあげて下さい」です。
テレサと比すのはおこがましいですが、結婚式で祝辞を頼まれたときに必ず言う言葉は「幸せになりなさい」です。人として他人の幸せを喜び願えないのは不幸です。しかし、自分が不幸であると、他人の幸せを喜び願えなくなります。だから、幸せにならなければならないのです。と言います。
日本の教師は「○○すべきだ」、「○○するのは当然だ」と周りから言われ続けています。そして、教師同士もそのように求め合い、自分に強います。しかし、家族そろって食事が出来る時間に出勤し、帰宅するべきなのです。休日は家族と過ごすべきなのです。それは義務だと思います。だから勤務時間外の休日の定常的な部活指導はしてはいけないと思っています。
そして、それは教え子にも良い影響があります。子どもにとって身近な大人の代表は教師です。家庭人の姿を伝えるのは教師の仕事なのです。
我々はそれを主張しましょう。そしてそれを主張できるような結果を出しましょう。とりあえず、そう言える人は、言いましょう。それが年長者の勤めであると思います。
■ [お誘い]保原小学校
福島県伊達市の保原小学校は震災の影響で校舎が使えなくなり、学年別に他の学校に間借りして授業を再開しました。しかし、震災が様々な面に影響しました。それを乗り越えるために『学び合い』を学校として取り組みました。2月8日に研究会があります。http://goo.gl/JLBf1