■ [大事なこと]教師の役割
『学び合い』では教師は何もしないという誤解があります。とんでもないことです。『学び合い』を分からない人には何もしていないように見えると思いますが、そのようなところが重要さを分かっていない様々なことをしています。でも、見えないのですよね。
でも、その先があります。『学び合い』の教師の本当の仕事は授業外の時間にあります。クラスに『学び合い』の文化が根付けば、授業レベルのことは子ども集団で自律的にやれますから。
しかし、クラスが成熟しても子ども達には出来ないことがあります。それは予算の獲得、対外的な大人の組織との調整等があります。
我がゼミでは見事に授業レベルのことはゼミ生達がやります。では私は何をするか、それは彼らが思いもつかない彼らのためになる子とを実現することを絶えず考え、それを実現するために色々なことをしています。それは3ヶ月後に実現することもあり、半年後に実現することもあり、数年後に実現することもあります。ゼミ生とは全く別次元のことを考えられる、それが『学び合い』における教師であり、管理職です。
それは子ども達が学ぶこと指導法という同次元の高低の問題では無く、別次元であるべきなのです。
追伸 そのことでイライラが募ると、ゼミ生のところに行って、ものすごく馬鹿馬鹿しいことを連発してストレスを発散しています。ふぉふぉふぉ