■ [大事なこと]説得
我がゼミ生に繰り返し語ること。
『学び合い』は変。変は誤っているということではなく、少数であるということ。だから、我々は「変」であることを自覚しましょう。『学び合い』は変であると思われていい。でも、君たちは誠実であって欲しい。『学び合い』は変、でも、あなたは好き、となって欲しい。君たちが人として認められれば、『学び合い』も理解してもらえる。
我々が納得するのは、理屈ではありません。みんながいっていることを納得しているのです。それを変える力は、「だれが言っているか」ということです。
でも、一人の力は限られている。みんなが誠実になれば良い。
■ [大事なこと]私のやれること
私は数百人の前で講演します。私の講演はそれなりに聞かせる内容だと思います。少なくとも暴走族に物理を聞かせるよりはかなり楽です。でも、その場で面白くても、実際に実践に繋げる人は少ないと思います。その数は十人もいればもうけもんとおもっています。
身銭を払って本を買ってくれる人は、それよりは効率です。でも、今の『学び合い』で実践に繋げてくれる人は一部です。
バンジージャンプのすばらしさの本を読んでも、バンジージャンプをする人は少ないですから。
だから、講演にせよ、本にせよ、伝わってくれる人に心を込めて語り、書きます。
でも、日本国中の同志の方は私よりかなり効率が高い。どう考えても伝わる人は数十人分の一人ではない。分かってくれると思ってくれる人の5分の一は分かってくれると思います。私の講演は、本は、同志の方の援護射撃にしか過ぎません。同志の方の5分の一を4分の一、三分の一にするためのツールです。
大事なアドバイスです。分かりたくない人に伝えないで下さい。今は、分かる人に伝えましょう。そのうち、今、分かりたくない人も伝えられる時期が来ます。