■ [大事なこと]愚かな敵
今度の九州ツアーでの講演では何度も講演しました。色々な人がいます。
ある意味、滑稽な人もいます。「2時間近く、ずっと目を伏せて私を見ない人」、「ふてくされた態度でじっと私をにらみつけている人」、「講演の最初から最後まで寝ている人」等の人は悉皆参加の会に必ずいるのです。正直、大人げないな、と思います。ま、教師というものは自分に出来ないことを人にやれという職業ですから。でも、そういう人は「ありがたい」のです。あまりにも幼稚な人なので、『学び合い』がそのような人のアンチテーゼという位置づけになるからです。
九州ツアーで何度も同志に語ったことです。
愚かな敵は味方なのです。その人の姿は、「そうなっては駄目だな」ということを雄弁に伝えます。注意すべきは、愚かな敵を説得しようとして、自分が「愚か」になってはだめなのです。「愚かな敵」は日本の教育の不易な部分を守っている方々です。それも分かりやすく。だから、その人は忘れましょう。
でも、忘れられないほど、関わる人もいますよね。だったら、関わらないようにしましょう。その人に関わるより、分かっている人と一緒になって支え合いましょう。
追伸 経営学を学ぶと、気が楽になります。