■ [大事なこと]仕事の速さ
を読んだ後に、以下を読んで下さい。
ここで書かれている9のポイントのうち、1~5及び7は多くの仕事を時間内にこなすための最低限のルールだと思います。そして、それは現代においては凡人でも比較的簡単に実現できます。ただ、何事もそうですが、簡単なことをやり続けられる凡人は多くはありません。
1の「メールのレスが早い」ですが、一日に数多くの仕事がメールで舞い込んでいる人の場合、直ぐにレスしなければメールの山に埋もれてしまうからです。これを避けるために、「ありがとうございます」等の一言で処理できるものを処理します。そして、7の「ボールの保持者をハッキリさせる」に関係しますが、自分の仕事ではないものは直ちにそのメールを転送します。仕事の依頼の場合は、依頼者にもCCしそれを明確にします。
2の「時間を守る」ですが、これはネット上のカレンダーを利用するべきです。そして、アラーム機能を活用すべきです。これは例年年の行事(かとえは伴侶の誕生日、結婚記念日)を忘れるという失態を避けるための私の唯一の方法です。
3の「目的を意識する」です。一つの仕事に時間をかけることは無限に出来ます。しかし、どの人も時間は24時間です。だから、手を抜いてもいい仕事は何かを選ぶことが、手を抜けない仕事に時間を費やせる唯一の道です。これには才能はいりません。ちょっと考えれば、昨年度の書類の日付を変えればいいだけの仕事は山ほどあります。
4の「メモを取る」です。これは口頭での依頼、文書での依頼を受けた場合、電子メールや添付ファイル付きのメールで再度依頼することをお願いします。私は常にメモ帳を持ち歩き、システム手帳を持ちません。メモったものは、直ぐにネット上のカレンダーに記入します。もしくは、自分宛のメールに書き、電子メールで保持します。
5の「残業前提で仕事をしない」です。いきなり大量の仕事が来れば残業をしなければなりません。しかし、アンテナを高くしていれば、しばらくすると来るであろう仕事が何かが分かります。例えば、私の場合は、文科省の教員免許制度、大学院制度の投信に目を通しており、それに対する情報収集をします。そして、それを自分の仲間と共有し、事前に仕事を分担できる体制を整えます。文科省の答申は公的にアップされます。そして、その手の情報に通じている人と付き合えば、自然と流れます。
7の「ボールの保持者をハッキリさせる」は上記の通りです。ポイントとしては、仕事分担のやりとりを電子メールで行うことです。
私の場合は、電子メールとネット上のカレンダーを外部記憶装置として利用し、繋がるべき人に繋がることによって仕事をしています。
■ [大事なこと]守り方
攻めの上手い人の中に、守りが駄目な人がいます。というより、攻めの上手い人の過半数はそうです。政治の世界では明確ですね。一時期もてはやされた人が、今は鳴かず飛ばずというのは芸能界並みにいます。酷いのは、攻めでばく進したが、守勢になったとたんに崩れ自殺に追い込まれた人もいます。
攻めの強い人が守りも強くなる、最も簡単で確実な方法は、第三者の人と繋がり、その人と相談し、その人の忠告を守ることです。攻めの強い人が他者から攻撃されるポイントは、誰が見ても「それは駄目だろう~」というところです。攻めて、攻めて、勝ち続くと、そのあたりのものを見落とす。そして、反撃できない状態で攻撃され続けられると、耐えられなくなり自滅します。誰から見ても「それは駄目だろう~」というところだけを除けば、他者から攻撃されても反撃できます。反撃は攻撃です。攻撃はお手の物です。負けなくてもドローには持ち込めます。
数多くの私の失敗によって得た教訓です。