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2014-11-16

[]休刊 22:17 休刊 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 休刊 - 西川純のメモ 休刊 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今、同志からある雑誌の休刊の情報を得ました。それを知って、ビックリ、そして目頭が熱くなり、涙が流れている自分にビックリ。その雑誌を主導している方々には私は嫌われていたと思います。でも、私はその雑誌の果たした役割を理解しています。どれだけの若い教師が救われたか。今後、現場に「たたき込まれる」若い教師に救いの手が届くだろうかと思います。つぶれる若い教師がいてはいけない。

 これに関してはコメントは禁止です。

[]高校 21:10 高校 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 高校 - 西川純のメモ 高校 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 色々な人が、色々な本を出して、順調に売れれば、『学び合い』は商業的にペイすることが示されます。そうすれば、もっと色々な人が実践を発表できる。つまり、愛する教え子を自慢できるのです。なんか出来そうな気がします。

 ただ、私の出発点である高校の実践をどうやったら形に出来るか。それがまだ分からない。私の若い頃は、「高校教師は専門の勉強をすれば良い。教育を勉強するやつは馬鹿だ」という文化でした。従って、高校教師向けの教育本は商業的にはペイしない。しかし今の高校は違います。教育への意識が私の時代に比べて雲泥の違いです。

 教員養成系学部より研究指向性が高い学部でトレーニングされているし、中には修士や博士の学位もある人もいます。一度、『学び合い』が分かると理論的に理解したいと思う人もいて、理論的に突き詰めた実践もあります。実践で極めようとする人とは違う方向性があります。

 この多様性がいいなと思うのですが、その実践を世に出し方がまだ分からない。確実なのは教科内容で分けた企画だったら商業的にペイしない。どうしたらいいか。方向性が見えるのですが、出版社が納得する状況がまだ無い。

 ま、方法はいろいろあります。もし、出版社が最後まで大鉱脈を理解できないならば、出版以外のツールを見いだせば良いのですから。

[]発刊予定 19:44 発刊予定 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 発刊予定 - 西川純のメモ 発刊予定 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今の段階で本年度中に出ることが決まっている本は5冊です。

 1月には明治図書から「見取りの仕方」が出ます。対話本の第3弾です。特別支援の本が学陽書房からでます。この本の売りは同志の実践の文章です。読んでいて涙が止まりませんでした。

 2月には明治図書から「課題作り本」と「学力向上本」が出ます。対話本の第4弾、第5弾です。5冊の対話本セットで、『学び合い』を実践するにおいての最低限のところは対話形式で分かるようになります。これによって『学び合い』の裾野が広がることを願っています。そして、採用初年から3年の先生方をターゲットにした生き残り本を学陽書房から出します。この本には『学び合い』の「ま」の字も書いていません。でも、私が書いているのですから、「教材研究が大事です」なんて、若い教師には無理なことは書きません。その代わりに、質を落とさない手の抜き方、先輩教師にかわいがられる方法などを書いています。  

 いずれも自信作です。こうご期待。来年度も続々出る予定です。

 私と無関係に進んでいる企画のことが耳に入ってきます。来年度には大きな書店に『学び合い』という分類が出来たらいいな、と妄想します。みんなでいっしょに出撃だ~