■ [親ばか]二人
本日は息子がスキー合宿です。ということで、今日は家内の二人。
家内は寂しがっています。でも、いっぱい話せました。私は楽しい。老後の準備体操です。明後日、息子が帰ったら、いっぱいだっこしてチュチュしてやろう。
■ [嬉しい]画期的
「THE 教師力アップ~若手教師編~」が明治図書から刊行されます(http://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-347220-5)。この本は画期的だと思います。というのは同志の今井さんの名前があるからです。何故画期的かというと彼は高校教師だからです。
私が高校教師だった頃、「教育の研究をするのはバカのやること。基礎を押さえろ」という理学部、文学部等の教えのままの教師ばかりでした。理科教師が読むのは純粋科学の本を読むことが良きこととされていました。ということで、高校教師向けの実践本は「皆無」です。これは今もそうです。
ところが今は状況が変わっています。高校で研究授業があるという話を院生さんから聞いて腰を抜かしました。な、なんと・・・・。『学び合い』の会でも高校教師が頑張っています。授業改善を教育方法から見直す高校教師は増えています。
今までも、私の本で高校教師の実践者の実践記事を載せようとしましたが、出版社は難しいです。なにしろ中学校教師ですら難しいのですから。しかし、この分野の切り込みは大事だと思っていました。さすが堀さん、慧眼に敬服すること大です。ま、高校だどうのこうのは堀さんの眼中には無く、それよりも上のことをお考えなのでしょう。
教科を横断する学会に参加すると、発表者が変わるごとに聴衆が大幅に変わります。理由は、参加者の大多数が教科や学校段階に拘っているからです。しかし、本当に大きな情報を得たいならば、わざと違う教科や学校段階の発表を聞くべきなのです。しかし、それが分かっていない人が多い。高校教師の実践から小学校、中学校の教師が得ることは多いはずなのです。そんな常識を広げねばと思います。
いずれにせよ、元高校教師の私として、また、教師になるかを今井さんと何度も長い時間話し合ったオジサンとしてはきら星のような実践者と並ぶ彼の名前は嬉しい限りです。
読んでいませんが、読んでみれば、教科や学校段階ごとの違いより、共通点が多いことが分かると想像します。なによりも思いが大事であることが分かると思います。とても楽しみです。
追伸 本シリーズは学校段階に拘っておらず、高校教師が執筆者に含まれている本があります(例えば「新採用教師」)。ちなみに最初に出た「教師力」に私も混ぜていただきました。きら星のような方々の中に研究者の私を混ぜていただいたことを光栄に思っています(http://manabiai.g.hatena.ne.jp/jun24kawa/20130903/1378209836)。