■ [嬉しい]速い

平均的な教育研究者の1年が、私の場合は2週間のように思える。とにかく速い。だからダイナミックで楽しい。だから疲れる。でも、それに負けないように走り続ける。幸い、仲間の力で前に行ける。
この20分間で、パーッともやもやとしたものがクリアーになり、全体像が見えてきた。きっと、あと1日で、全体像がハッキリと見えるだろう。そうすれば6日間で形になる。ま、この1週間は仕事があるから、安全パイで6月半ばまでに。
あまりの早さに大笑い。
■ [大事なこと]名人芸

そこそこの授業名人と『学び合い』の授業は真逆です。しかしトップレベルの授業名人と『学び合い』の授業はきわめて近くなります。
そこそこの授業名人は、授業をしていると「あ~、あそこが凄いな」ということが分かります。なぜなら見ている人が既に持っているものの延長上にあるからです。ところがトップレベルの授業名人の場合は、何故上手くいくのかが見当もつきません。勝手に想像してまねしてもまねられません。
私の研究室では、色々な教師が授業検討会でどのような行動をして、どのような子どもの行動を見るのかを調べました。
学部学生レベルは一人の子どもをずっと追います。上級の先生は個人を追うと同時に班を追います。トップレベルの授業名人は教室全体を見ます。そして、ポイントとなる言動があるとすっと近づいて、そしてまた全体を見ます。その結果、多くの先生方が気づかないことを見取ることが出来ます。
『学び合い』はまさにそれをやっています。そして、子どもたちは自由に動き、語るのです。だから、学部生レベルでもトップレベルの授業名人と同様な見取りが出来ます。
http://www.meijitosho.co.jp/eduzine/interview/?id=20150024
追伸 私も授業名人を色々見ますが、技で理解できる程度は底が浅いと思っています。本当は心のレベルが大事ですから。ただし、飛び込み授業の場合は、しかたがない。その場合は、気迫の方が大事。私は、その人の気迫の源泉を探ろうとします。技ではなく。
■ [お誘い]群馬の会

今週の木曜日に高崎で『学び合い』の会が開かれます。お誘いします。http://manabiai.g.hatena.ne.jp/take1_No12/20150524/1432477364