■ [大事なこと]モデル
第一分野と第二分野は違います。
前者は真理はあると思っています。しかし、後者は真理は今、形作られようとしていると思います。
例えば、進化論に関して、何らかの究極の生物があると考えるのが前者です。ところが、そんなことはなく、今の段階での適者があると思うのが後者です。
なんで、こんなことが教育に関係するか、分からないと思います。
今の教育は19世紀モデルです。その当時は物理学が大正解しました。そのため、心理学もプログラム学習のような分解したものを結合すれば全体になるという至極単純なモデルです。教育は分解し、それぞれを分解して評価すれば全体が評価できると思っています。
例えば、「板書は整理されているか」、「発問の量は適切か」・・・を評価して、総合的な評価がその教師の力量です。もっともらしいですよね。では、それを皆さんの恋人や伴侶に置き換えてください。馬鹿馬鹿しいのはあたりまえです。子どもたちは、人として教師を見ています。
私が多くの教師に分かって欲しいこと。第一は、これです。