■ [大事なこと]本当に書きたい本

幸い、『学び合い』および『学び合い』によるアクティブ・ラーニングの本が売れてきました。これによって、いままで書きたかった本が世に出ました。そして、それが世に受け入れられました。ありがたいことです。
いま、今の路線でのことを拡大しつつやっています。そして、それを「ちゃん」とやります。
私には、その流れと違うことが書きたい。
一つは、『学び合い』の一歩レベルを上げて理論書です。そして、『学び合い』が形成される過程の本です。それが市場として受け入れられるだけ成長したと思っています。
二つ目は、特別支援の本です。学校レベルで完結するのではなく、子どもの一生涯のレベルで考える本です。
以上2つに関しては、世話しようとする出版社があります。
もう一つあります。
それは95%の親に対する本です。つまり、東京大学、早稲田大学に合格させようとする親ではなく、そこそこの大学、いや高卒で十分だと思っている親に対する本です。これが書きたい。そのような親は本を買いません。でも、その親こそ意識改革が必要です。簡単に言えば、3世代、4世代という高度成長期以前の第1次産業での家庭の復活が、親及び子どもの幸せに繋がることを伝える本です。
ま、それがなりたつために、完全マニュアルをつくり、裾野を広げています。
私の本丸は、全ての子どもが生涯にわたって幸せになることです。
意味不明だと思いますが。
■ [大事なこと]自分が

おそらく書かない方がいいと思いますが、書きます。
誰が首相だって、今の日本の景気は劇的に良くならない。良くしようとしたら、自分が新たな雇用を生みだすアイディアを出すこと。直ぐに、それが出来ないという人がいる。出来ない人は出来ない理由をあげつらう、出来る人は出来るところを探す。もちろん全員が出来るわけではない。でも、2割の人がやれば日本は豊かになれる。
誰が学長だって、今の教員養成系学部の環境は劇的に良くならない。良くしようとしたら、自分が社会からのニーズを生みだすアイディアを出すこと。直ぐに、それが出来ないという人がいる。出来ない人は出来ない理由をあげつらう、出来る人は出来るところを探す。もちろん全員が出来るわけではない。でも、2割の教員がやれば教員養成系大学は社会に認められる。
多方面に教員養成系学部・大学の情報収集をしました。その結果、あることが分かりました。
何も分かっていない。
そして、原因は、数年のことしか考えておらず、5年以上に起こるであろう公開されている情報にアクセスしていないためです。もう少し、情報収集をすれば十年弱に起こるであろうことは何かが分かります。もちろん、表面には分からない規定があります。しかし、ちょっと調べれば分かること、知っている人に聞けば分かることです。
私の勤務している大学だけのことではなかったんだ・・・・
現状の問題に関して、学長を糾弾しても生産的ではない。自分が生き残る算段を出来る人が行動すればいい。一人でも多く、数ヶ月でも早く。そう思っても私は一人の教員であり、そうありたいと願っています。だから、周りの十数人の人を巻き込んで生き残れる術をやるしかありません。
私には首相や学長のやっていることの是非は分かりません。私に出来ることは私の出来ることをやり、私の周りの人をそれに巻き込むことです。2割の人間がそれをしたら環境は激変します。と、管理職を糾弾している会話を聞くと感じます。
教員養成系学部の2割に教員が、学校現場から名指しの指名を受け、多くの教員が読む書籍を書けば、教員養成系学部は学校現場70万人から守られる。学会賞を取った私が言うのです。学術研究と実践研究は矛盾しません。そして、それを書籍にすることは容易いことです。
■ [嬉しい] アクティブ・ラーニング時代の教室ルールづくり入門

アクティブ・ラーニング時代の教室ルールづくり入門は2月4日に発売。
2月10日に重版決定。でしたが、
3月2日に3刷増刷が決まりました。
ご愛顧感謝します。http://www.meijitosho.co.jp/eduzine/interview/?id=20160062
■ [大事なこと]必見

関係者、必見。
https://www.youtube.com/watch?v=ZR0-HJMZlvE
自画自賛ですが、私の「アクティブ・ラーニング入門」、「サバイバル・アクティブ・ラーニング入門」を読んだ人と、読んでない人では、この映像の前半の意味するものの理解が天と地ほども違うでしょう。読んでいない人は、建前論と思うでしょうね。
私としては「社会」という言葉が連呼される度に「そりゃ、企業だろ」と突っ込みたくなります。ま、文科省としての立場の限界なのだと思います。ただ、ただ一回「雇用」と言ったところに反応してしまいました。
また、後半の部分は、私の「『学び合い』ジャンプアップ」を読んだ人と、読んでない人とのイメージが天と地ほどの差があるでしょう。読んでいない人は、今の面倒くさい、また、実効性の低いコミュニティスクールの延長上を考えるでしょう。つまり、地域の人が総合的な学習の時間で講師を務める程度のことをイメージし、それ以上が浮かばない。チーム学校と言われても、事務の人や用務の人や給食の人が教育課程にどのように関わるか想像できないでしょう。もし、合同『学び合い』を週1程度で行い、その後にリフレクションをやった学校の人だったら、どうすれば簡単に実効性のあるチーム学校が実現出来るかが分かります。
とにもかくにも、文科省の本気度が分かります。今までとは違います。その理由も、先に挙げた本に書いたとおりです。
■ [お誘い]高校特有

高校でアクティブ・ラーニングをやる場合の特有の壁があります。高校の場合、選択科目が多くなります。教科によっては選択科目のみということもあるでしょう。その場合、「その時間の集団はどうでもいい」という意識が芽生えます。また、人間関係に難のある子どもにとって他の子どもと関わることに抵抗感があります。それが高校まで凝り固まってしまうと大変です。そんな時にどのようにしたらいいか、そのノウハウを書きました。「週イチでできる! アクティブ・ラーニングの始め方」(http://goo.gl/iTv2SH)です。
■ [お誘い]マニュアル本

『学び合い』、『学び合い』によるアクティブ・ラーニングの究極のマニュアル本が完成しました。「週イチでできる! アクティブ・ラーニングの始め方」(http://goo.gl/iTv2SH)です。この本と「『学び合い』を成功させる教師の言葉かけ」(http://goo.gl/E5eQnL)の組み合わせで始めるのが一番安全です。特に、周りの先生方に手ほどきするには。
『学び合い』は考え方です。が、そんなことを言っても「剣の道は人の道」と言っているのと同じぐらい意味不明です。まずは、やってみることです。『学び合い』を理解するには週1から始めるのが一番安全です。ただし、その1回は、中途半端な『学び合い』ではなくフルの『学び合い』をします。その中で、その良さを理解し、一人も見捨てないということのメリットを教師も子どもも理解すべきです。
この本によって年間37回のアクティブ・ラーニングが可能です。もの凄く苦労して年間5回程度のジグソー法のアクティブ・ラーニングより、遙かにアクティブ・ラーニングをやっていますと言えます。
追伸 週1回程度の『学び合い』でも人間関係の向上は実感できます。しかし、学力向上は無理です(ただし、下がることはありません。ご安心を)。そのレベルを狙うのであるならば、その先に早く進むことが大事です。
追伸2 いつもながら売り出し直後はアマゾンはなかなか届きません。お近くの書店に注文することを勧めます。それによってその書店で平積みしてくれるかもしれません。