■ [大事なこと]やればいいだけ 
全国学力状況調査ではかれる学力なんて限定的なもの。それにカリカリするのはばからしいもの。でも、振り返って、そうじゃないものってあるのかな？
学校教育で学ぶ教科内容は、実はそれほど大事ではないと保護者は思っているし、実は教師も思っています。その実証的データを持っています。それをテストしていることと全国学力状況調査とどれほどの違いがあるのでしょうか？そして、その普通のテストの点数を上げるために、毎日やっている授業と、全国学力状況調査のために県レベルで対策をしていることとどれほどの違いがあるでしょう。
五十歩百歩。
だったら、利用すればいい。偉い人たちが、それに一喜一憂しているならば、それに応えればいい。偉い人たちが作ったルールの中で勝たない限り、そのルールを変えられる人にはなれないのです。
全国学力調査をありがたがるのも、いつもやっているテストのことを顧みることなく全国学力調査を馬鹿にするのも、両方とも大人げない。割り切って使えばいい。それだけのことです。
私は学力を上げたいと願われたら、何で表される学力かを聞きます。そして、その学力を上げます。そうすれば喜ばれるし、感謝されます。そうすれば、私が本当に大事だと思うこと、子どもに本当につけさせたいものを教えることが出来ます。だから、やればいいだけのことです。
