■ [大事なこと]最前線
ゼミ生から何度も言われることです。指導教員のようになりたい人が集まるゼミもあるけど、西川ゼミはそうでない。ゼミ生は西川先生のようになりたいとは思っていない。と。
ということを、ニコニコしながら、誇らしげに、私に語ります。
私は、それをイジケて、誇らしく、ゲタゲタと笑いながら聞きます。
私のような生き方が万人すべからく幸せでないと思っています。でも、そうでないと生きられない役回りの人もいます。その人と一緒にやればいい。ゼミ生にはとりあえず幸せであって欲しいと願います。
最前線は、ゼミ生であるかないかではなく、教師経験が何年かであるかではなく、その人の本性の問題です。もちろん、その本性を持つ人はゼミ生にいますが。
自分のひな形を作りたい人には分からないと思います。私は常に集団で考えます。
私はゼミ生に接するときは教師です。だから、甘い。でも、それ以外(OB:OG含めて
)に対しては社会人としてつきあいます。
■ [大事なこと]上の人
私のゼミ生は色々な研修に参加します。『学び合い』と真逆で、私を蛇蝎のように嫌う人の研修会にもです。私はそれは素晴らしいと思います(ま、最近は公的に蛇蝎のように嫌う人は少なくなりましたが)。多様な人と折り合いをつけることを学ぶ機会は大事です。
ある西川ゼミ生と話したとき、ある発見をしました。その学生がある研修団体のことを説明するとき、「その会の上の方の人と話したとき・・・」とふらっと言いました。私は「上の方の人って何?」と思わず聞き返しました。ゼミ生は私の疑問を瞬時に理解し、「そうですね。『学び合い』の場合「上の人」という概念がないですね。本を書いた人とか、会を開いている人、というのはありますが、「上の人」ってないですね」と。
あ~、『学び合い』で当たり前の事って、普通では当たり前のことではないことを理解しました。
追伸 ちなみに、ゼミ生は私のことを「親戚のおじさん」のような人と理解しています。ですので、講演会での私を見るとびっくりしています。親戚のおじさんは年長者ですが、上の人ではありません。
追伸 年に何回か、管理職に豹変します。年に何回かでいいのです。
■ [親ばか]膝の上
晩酌していると、最後の段階になると「最後の締め」を持って私の脇に立ちます。で、私の膝の上に座ります。大きくなったのでかなり重い。でも、息子の後頭部をなぜながら酒を飲みます。
いつまで続いてくれるか。備忘のため、書きます。