■ [大事なこと]偉大な教師
『学び合い』は「教師が教えていない」と非難されることが少なくありません。しかたがありません。教師の大部分は普通なのですから。
『学び合い』は心に火を付けているのです。その方法は、教師の言葉の意味を理解する子どものに「一人も見捨てない」ことは得であることを理解させます。そうすれば、その子達が周りの子どもの心に火を付けます。つまり、集団に火を付けるのです。これさえ分かれば、普通の教師も、心に火を付ける偉大な教師になれます。
全ての子どもに火を付けられる教師はいません。ま、そう思っている人もいますが。一方、全ての子どもに火を付けられない教師もいません。だから、一部の子どもに火を付けてひろげるという事を理解すれば普通の教師も偉大な教師になれます。一方、この方法以外に「全ての子ども」にとって偉大な教師になれる人は、ま、いないでしょうね。
『普通の教師はただしゃべる。
よい教師は説明する。
すぐれた教師は自らやってみせる。
そして、偉大な教師は心に火をつける』
(ウィリアム・アーサー・ウォード)