■ [大事なこと]幸せ
尊敬すべき仲間より「質問させてください。西川先生はedtechなどのその先に子どもの幸せがあると思いますか?僕にはほんの一握りのエリート教育にしか思えないのです。」という質問をいただきました。私の応えは「私もそう思います。サバイバル・アクティブ・ラーニング入門に書いたとおり、子ども達の幸せは人との繋がりです。」です。詳しく書きます。
本日、教職大学院全体の修了祝賀会がありました。私はコース長として挨拶をして、花束贈呈を受けました。2時間の会の中で会場にいたのは20分程度です。それ以外は会場の外の関にいました。そして、花束贈呈の後は家に帰りました。そして、家でいつも通りの家族との晩酌をしました。そのため、会では酒は飲みません。この私の行動は徹底しています。だからゼミ生は私の生態を知っているので、いつまではいなければならないかの情報を与えてくれます。
私は私の幸せを保証してくれるのは家族だと思っています。だから、それを最優先します。だから私は出張が嫌いですし、外での呑み会は嫌いです。でも、私がいなければならない呑み会には参加します。具体的には西川ゼミの呑み会と、お客様との呑み会です。この行動が一貫しているので、ゼミ生は私の行動を予想します。
大学、大学院にいるゼミ生は「友達」が中心のネットワークを組みます。でも、大人になれば、家族がネットワークの中心であらねばなりません。それを補完する、支え合うネットワークが必要です。私は仕事関係で呑み会が必要とは思いません。仕事で繋がれば良いと思っています。
私の考えは変です。でも、これはゼミ生にも分かって欲しいと願います。何故なら、幸せになるのに必要だからです。だから、赤裸々に私の姿を胸を張って示します。
最初の質問に対する応えは、「edtechなんて些末なものです。それが人との繋がりに使えるならば使えるかも。でもね、新たなテクニックなんていらない。だって、良ければラインのように勝手に広がります。」です。
私は中学校区のネットワークの大事さを本に書きます。でも、その根本は中学校区のネットワークで形成される家族です。
残念ながら先に進みすぎているのかもしれません。