■ [大事なこと]パンデミック
局所的でもキャズムを超えたらパンデミックは起こります。過去、もっともそれに近い地域があります。数年以内にパンデミックが起こるか否かを決める、ある人事がこの数ヶ月以内に決まります。
■ [ゼミ]アドバンテージ
西川ゼミには毎年多数のお客様がお越しになる。小中高大の教諭の方、管理職の方、また、教育長をはじめとする教育行政の方も。さらに、企業の方、保護者の方も。他大学の学生はもちろん、高校生も。ありとあらゆる方々が起こしになります。裏返せば、西川ゼミの学生だと言えば、丁寧に対応していただける方々が日本全国に広がっている。このネットワークの広域性と多様性は日本の大学のトップクラスだろう。特に都道府県単位でクローズしがちな教員養成系大学・学部の研究室だったら、断トツのトップだと自負しています。
その方々と語り合い、一緒に何かをなしたならば、もの凄く学べます。そして、そのネットワークは就職後の宝となります。
この価値を、今年はゼミ生に語らなかったな~っと、最近反省しています。今からでも語り、新年度には暑苦しく語ろうと思います。
■ [嬉しい]場
明日のシンポジウムにために文部科学省の官僚が上越においでになる。この機会を捉えて呑み会を企画しました。
企画は「●●さんを学生がしゃぶり尽くす会」です。つまり、呑み会に学生を参加させ、その方と徹底的に話させたいと願いました。
この企画を学生に流したら最初の反応はよくありませんでした。原因は会の会費が学生の会の会費より高めです(大人の呑み会の会場ですから)。そして、文部科学省の官僚と話す意味が分からなかったのです。そこでゼミ生や他ゼミ生(私にとっては孫弟子)に以下のような話をしました。
私:今度の会に出ないの?
私:何故?
学生:金がないんです。
私:金が無いのではなくて、これに回すつもりが無いのだろ?お前は色々なところ金使っているじゃない
私:お前達にとって得なことしか俺は言っていないだろ?
私:じゃあ説明する。お前は来年から教壇に立つ。教壇に立ったときに出会うであろう不合理なことはあるだろ?
私:それを文部科学省の官僚に聞いてみればいい。聞いてみれば、学校現場に出たとき、国はそんな不合理なことを強いていないことがよく分かる。それに、大学で学んだとき、大学院で学んだとき、教員採用試験のことなど、おかしいなと思うことはあるだろう。それを聞いたらいい。その方は学生にも丁寧に率直に語ってくれる人だよ。なあ、そうだよな?
学生2:はい。(学生2は、なんと図々しくもその方に電子メールして、文部科学省に押しかけて時間をとって説明していただいたのです。夜の部まで)
私:会費に見合った、いや、それ以上の価値ある呑み会にするか、否かはお前がどのようなことを考え、行動するかだよ。その方が何故、一介の学生に誠実に接しているか。それは人柄ももちろんだろうけど、お前らから吸収しようとしているんだ。お前らの率直な意見から学ぼうとする人なんだよ。