■ [大事なこと]関係の生物

本日は大学院入試です。その後に来年度に立ち上がる教科教育・学級経営実践コースのメンバーで呑み会をしまた。
受験した多士済々の学生さんの話題で盛り上がります。遠方の大学院を受けようとする志の高い方々。みんな担任教師の視点で語り合います。いいな~と思います。
後半は酔いが回って、馬鹿話の連続です。面白い。ま、我々のゼミ生だったらお馴染みの光景です。
良い職場です。
■ [大事なこと]未来の高校野球

そもそも、甲子園で一喜一憂していること自体、Society3.0です。みんながそれがいいと思っているから、それを搾取する人が生まれます。一人の搾取する大人は数千、数万の子どもの汗をすすります。
では、Society5.0の高校野球とはどんなものでしょうか?
何度も書きましたように、工業化社会のコードは「規格化」「分業化」「同時化」「集中化」「極大化」「中央集権化」です。一方、脱工業化社会のコードは「個性化」「総合化」「非同時化」「分散化」「適正規模化」「地方分権化」です。これで考えれば、イメージできます。
日本高等学校野球連盟の他に多種多様な高校野球に関わる団体が生まれます。
例えば、「地元の公立小学校、公立中学校の出身者が9割以上であることを参加条件とした大会を運営する団体」、「男女とも部員の4割以上の混合チームであることを参加条件とした大会を運営する団体」などなど。これらの団体はネット上の勝手連のような人達が運営しているのです。当然のことながら学校部活ではなく、社会体育として運営しています。規模としては総当たり戦が可能な規模が適正でしょう。
以上の様な大会を観たいと思う人も多くはありません。だからテレビで観ません。勝手連の人達がライブ配信をしたりユーチューブにアップしたりするのです。
Society5.0の人達は、全国的な組織だから、参加校が多いからということに価値を置きません。自分が個性的であることに価値を置きます。そうなれば巨大組織は縮小し、テレビで放送されることがなくなるでしょう。
追伸 馬鹿馬鹿しいと思いますか?私の年代に近い人に問います。昔は、ほぼ毎日、プロ野球中継があり、映画が流されていました。今は、どうですか?では、何故、変わったのでしょうか?一極集中でなくなったからです。