■ [大事なこと]幸せ
いつも通りの晩酌を終わって書きます。
若い人の幸せって、どんなときに感じるでしょうか?
私の人生でものすごく幸せで、腰を抜かすほどのことは、4回です。第一は、筑波大学に合格したとき、第二は教員採用試験に受かったとき、第三は、家内からプロポーズのOKをもらったとき、第四は家内のおなかの中に子どもがいると分かったとき。いずれも、長い時間願い続け、何かをし続け、実現した瞬間です。
今の私の幸せは、今日と同じ明日があって欲しい、です。この幸せは毎日感じられる。若い人に、この幸せを実感できる社会を実現したい。特に、ゼミ生に。
■ [大事なこと]自浄作用
大阪市で全国学テと給与を連動させることを検討し始めたそうです。緩いな~っと思います。本当は、学校と教育委員会が個人情報保護法に抵触しない最大限の範囲で情報を公開します。そして、学校も教師も、自身の判断で、様々な情報を発信します。そして、保護者・子どもが学校・教師を選べばいい。
選択者の数が多いか少ないかでの評価はしません。しかし、0が続けば、それなりの行政判断が下されます。
大学人は、そのような環境で今も生きています。
みなさん、いるでしょ?困った先生。その先生がいるおかげで仕事が増えて、子どもに被害が及ぶ。でも、処分できないために、比較的落ち着いている大きな学校を短期間でたらい回しにしている人。今、それに対する自浄作用が働いていないなら、上記は一つの考え方だと思います。
ちなみに、教師集団の『学び合い』によって、その人も役割が与えられる職員集団にするべきであると思っています。しかし、それが出来ないならば、という意味です。
みなさん、「困った先生」の顔を浮かべながら、読んで下さいね。
■ [お誘い]名古屋の会
12月2日に名古屋で『学び合い』の会が開かれます。お誘いします。https://www.kokuchpro.com/event/9f434ff6d6753b939585e6d066f411f2/?fbclid=IwAR2h1qB1KfCzK-0ypKhIH6VTAEgQUG8x3ktHMh_v5BRe0Vsal4vJG16ck9k
■ [大事なこと]評価
大阪市で全国学テと給与を連動させることを検討し始めたそうです。おそらく、多くの人から反発されることだと思いますが、私は賛成です。
私は全国学テの点数なんて、どうでもいいことだと思っています。しかし、多くの保護者と子どもが、全国学テに現れる学力の向上を求めているならば、為政者がそれに応える施策をするのは当然です。
『学び合い』だったら結果を出せます。「学力向上テクニック入門」(明治図書)を読めば、それが分かります。保護者、子どもの求めているものを実現した教師のみが、その先にある、もっと大事なモノを伝えたときに説得力を持つ。
三十年以上の大学人としての経験から言えば、評価がなく、だらだらした組織は腐ります。激動の時代、それは許されない。子どもが被害者になるからです。さっさと全国学テを卒業しなければならない。