弟子から、最近のFBに「いいね」を押しづらいとのこと。大笑いしました。そうでしょうね。ご不快な思いをしている人も多いでしょう。すみません。
私は理科教育学、『学び合い』研究に関してはプロです。しかし、これからの日本社会・教育に関しては素人です。その私でも分かることを玄人が分からず、失敗を連発していることに残念に思っています。
が、『学び合い』のセオリーです。
Aに賛成する人2割、Aに反対する人2割、中間層は6割。これはいかなる場合も同じです。体勢を決めるのは中間層が、どちらを選ぶかです。
私がイライラしていることに関しては、中間層の人たちにはどうでもいいのです。だから、今のままを選択しています。だから、改革しようとしない。だから、エビデンスを求めずに、素人考えでの計画をたてる。生み出される計画は、妥当です。大抵は、「もっと」なのです。今の延長上です。
しかし、今の延長上に答えがないことを理解している人はいます。その人たちを応援する術は、今の延長上で駄目だと言うことを分かりやすく6割の人に伝えることです。
私の頭の中は、それがぐるぐるしています。
抽象的な未来像の裏で、私が救えなかった教え子の顔が浮かびます。