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脱力

このニュースを知り、脱力しました。日本の優れた官僚はどこにいったのだろう。https://news.yahoo.co.jp/articles/f50aac54334314cda14a4f04abca990a60660e5f?fbclid=IwAR1yUPFVs53J4PhFBaz28rLfVAdmFeHpv_VKgqSUO5oW6VWCx4lhR15HyZs
 日本の官僚は現場の声を聞き、それを実現する予算を確保することをしてきました。私としては脱工業化社会に移行して欲しいと思いますが、まあ、無理でしょう。でも、工業化社会のコードで動くのでしょう。しかし、今回の通達は本省の官僚らしくない。
 つまり「頑張ってね。でも、お金が出しません」というのは、工業化社会のコードにも合いません。
 昔の官僚だったら、上記の通達を発する時にはシミュレーションをしています。
 例えば、宿泊先のホテル到着後、体温が規定値以上だったため宿泊を拒否されたとき、そこから自宅までのタクシー代を出す、というぐらいのことをします。
 私の大学院の指導教官の小林先生から、本省の役人の綿密さを教えてもらいました。学習指導要領である実験をする、と書くためには、事前に日本中の学校にその実験器具があるかを確認し、足りない分の予算がどれぐらいかを算定し、大蔵省(当時はそうでした)の担当者に内諾を得てから学習指導要領を変えたそうです。その綿密さが、まったくない。
 つくづく思うのは、大臣を守る体制がなっているのか?
追申 文部科学省の方々に申します。私の書いていること、間違っていますか?間違っていれば、直ぐに謝ります。謝りたいのです。尊敬している小林学先生から教えてもらった文部省の方々の姿から、ずれすぎています。
 つまり、官僚の方々。実際にそうなったときのシミュレーションをして、財務当局に確認した後に大臣に発言させましたか?