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女王の教室

 最近、独立して3回、同じことを聞かれました。それは「女王の教室の教師をどう思われますか?」ということです。具体的には「厳しい教師と優しい教師のどちらがいい教師でしょうか?」という質問です。

 私はニコニコしながら「私は厳しい教師と優しい教師のどちらだと思う?」と聞きました。3人とも応えられません。そりゃそうでしょう。普段は馬鹿なことをしゃべってゲタゲタと笑い、中学生並みの悪戯するオッサンです。学生との間合いは、面白い親戚のおっちゃんに近いでしょう。おそらくゼミ生は私が怒った顔を想像できないと思います。だから、一般的な意味での「厳しい」とは無縁です。しかし、馬鹿な話をせず、静かに語ったとたんにモードが変わります。おそらく、かなりのプレッシャーがかかります。その意味では厳しい教師です。同時に、学生のことを常に考え、行動していることは理解されていると思います。私の不治の病はおせっかいですから。でも、同時に学生との間合いに関しては明確に線引きしているのです。だから優しいといえば優しいですし、そうでないといえば、そうでない。

 だから「私は女王の教室の教師が言っていることの多くは正鵠を得ていると思う。でも、あのような表現をする必要はないと思う。君らから見える私のように、いろいろな側面をその場に応じて表現すればいいと思うよ」と言いました。