■ [嬉しい]長者中学校
今日は講義をしたら青森の八戸に行きます。長者中学校の同志と飲みます。ワクワクしながら教師をやっている人たちと飲むのは楽しい。学生も行きます。
明日は子ども相手に30年後、40年後の社会を語り、進路選択を安易に考えるべきではないことを語ります。そして、ゼミ生の飛び込み授業です。
■ [大事なこと]必要
『学び合い』が成立しているクラスで、「勉強で役立つのは「友達」、「教科書」、「先生」のどれ?」と聞けば、ダントツで友達、次は教科書、ぐっと下がって先生となります。
この結果は教師を落ち込ませます。
しかし、同じ子どもたちに、「じゃあ、先生はいらない?」と聞くとゲタゲタ笑いながら「いらない」と言います。しかし、キーパーソンの子どもは「絶対にいる」と応えます。何故だと思いますか?
人はエゴがあります。「自分さえ良ければ」というのが本音です。そのエゴが進行すると、集団が崩れてしまう。それをキーパーソンの子どもは知っています。「一人も見捨てないことは得である」ことを巌のように語る教師が必要なのです。
そして「一人も見捨てないことは得である」と理解した子どもを一定数育てれば、教師無しでも集団は成立します。
そうなったら教師はもっと成長しなければならない。多くの教師はそれを教材研究に求めます。まあ、それもあるでしょう。しかし、私は勉強の得意な子どもも思いつかない30年後、40年後、50年後の社会をイメージし、中長期の課題を与える力量が必要です。
これは大変ですよ。