「汝らの中、罪なき者、まず石をなげうて」
これはヨハネによる福音書の8章の言葉です。ようは、人を非難するとき、自らを省みなさいということです。
特別支援学校で差別的な発言をし続けた教諭が懲戒免職になったそうです。(https://www.mbs.jp/news/kansainews/20210921/GE00040237.shtml)でも、違和感を持ちます。
第一に、この事例の場合で懲戒免職にするならば、過去に何度も訓告があるはずです。それがない、つまり事実を把握していないならば、任命権者の責任が問われます。把握しているのに、適切な指導がなかったら任命権者の責任が問われます。
司法に問われたら、任命権者は責任を問われるでしょうね。
もし、任命権者が把握できないレベルだったら、懲戒免職は行き過ぎです。
一般の方だったら、「こんなことする教師はクビにするべきだ」と思われるでしょう。しかし、クビにするならば、それなりの手続きが必要なのです。逆に、それなしでクビにしたら、魔女狩りです。