本日のNHKニュースを見ながら、ふと思い出したことがあります。
私のところには、『学び合い』で管下を改革したいと思っている校長、事務所長、教育長が来られます。その方々に、「何が大事ですか?」と聞かれたときは、「『学び合い』を強いないで下さい」と申します。私から「『学び合い』を推進して下さい」という言葉を多くの人は予想されているのでビックリします。
『学び合い』は心で行う教育実践です。強いられても出来るものではありません。やりたくない人に強いれば、失敗するに決まっています。
実は、管理職のすべきことは方法を強いるのではなく、達成すべき目標を語り、その意義を語ればいいのです。その方向性が正しければ、2割弱が動きます。その人達が6割強を動かします。併せて8割強の人たちが2割弱の反対者を説得します。つまり、教室での『学び合い』の構造と全く同じなのです。