この数年はゼミ生からの質問は『学び合い』ではなく、生き方です。私はゼミ生に対して等身大の過去を語ります。本当にバカでクズでした。同時に、先輩に守られた幸せな時間を語ります。
冷静に考えるならば、フィクションと思うのは当然です。でも、嘘はばれるという私の戦略も分かっていると思います。言わない過去はありますが、言った過去は本当です。
最近、あるゼミ生から「西川先生が○○を大事にするのは、○○だからですか?」と聞かれました。それに対して、普段話さない過去を語り謎解きをしました。
これはリアルなゼミ生だけではなく、オンラインゼミ生も同じです。近のオンラインゼミ生(https://bit.ly/3lMsgHn )の質問は、「これから西川先生のやりたいことは何ですか?」です。間髪入れない私の応えは「家内との晩酌を毎日続けること」です。この感覚、私と長期で話し合うと分かるのです。『学び合い』とは幸せのセオリーですから。
教師として、幸せのモデルを与えたい。合格のための戦略ではなく。