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当事者

 ゼミ生からウクライナ情勢をどう見ますか?と聞かれます。

 私の応えは、以下の通りです。

 基本的戦略は、自分にとって得か損かで判断する。善悪ではなく。ウクライナで多くの人が死ぬかどうかは、直接的に関係ない。ようは台湾、尖閣諸島との関連で、どの立場で考えればいい。我々の得ている情報は、ロシアの情報統制によるねじ曲げられている情報と伝えられています。でも、これも情報統制の結果です。非当事者の我々には分からない。だから、これから値上がりするであろうことを、甘んじて受けなさい。

 と言いました。

 でも、最近の映像、特に子どもの映像を見ると、ムカムカします。

 当事者じゃない私ですらそう思うのですから、ウクライナの人々は今後100年間は忘れないと思います。これって、韓国の人の感覚なのかな、と思います。

 被害者の気持ちをなだめる方法は無いと思います。ようは、誠実にやり続けるしかありません。当事者ではない世代に対する、理不尽な攻撃も、穏やかに、したたかにやりましょう。これをあと50年間やれば、馬鹿馬鹿しくなるかも知れません。

 ということで、私の韓国人関係の人々とのスタンスは、ごく普通、なんらのこともしないです。