現職院生の休業制度の大学院入学の制度があります。つまり、休職して、つまり給料はもらわずに、大学院で学ぶ制度です。これって恐ろしいです。仮に2年間だと遺失利益は2千万円です。給料×2+学費(0円、この制度の方には学費は無しです)+生活費300万円×2です。
みなさん、2千万円をかけて学びたい事ってあります?
でも、いるんですよね。今年度のゼミ生の中に一人います。来年度は2名が受験予定です。一人は他研究室との両天秤です。
そのお申し出を受けたのは今から20年前です。私は断りました。私に2千万円の価値があるとは思えなかったのです。でも、最近は、それを決めるのはご本人だと思っています。私は西川ゼミの実態を語ります。それで選択するのはご本人の選択です。でも思います。学卒院生が普通に享受していることを、2000万円の価値があると思っている人がいるのです。
凄いな。彼らの年の私より、遙かに上だ。
追伸 本年度の受験生が私が2年間教える可能性のある人です。だから、来年度は楽になります。