以前、教師相手に自分が教えていることが家庭生活・社会生活に役立つか?と聞いたアンケートをしました。その結果、それほど役立たないと思っていることが分かりました。しかし、勉強が出来れば高学歴を獲得し、豊かで安定した生活に繋がると思います。短く言えば、「可能性を高めることが出来る」と思っているのです。
しかし、今は違います。高学歴は豊かで安定した生活を約束しません。多くの大卒が非正規雇用となります。正規雇用されても、その企業がどんどん倒産しています。
では豊かで安定した生活を保障するのは何でしょう。
第一に、地域コミュニティに多様で多数の知人を持つことです。これが成り立てば第二が成り立ちます。
第二は、生涯を通じて生活を共にするパートナーを獲得することです。
そして、パートナーと一緒に以下をしましょう。
第三は、長期分散投資を通じて、安定した配当収入を得られる金融資産の形成。
第四は、給料以外に月5万円程度の副収入を得られるスキルの獲得。
以上4つの全て、今の学校、今の教師は子どもに与えていません。
追伸 日本人は不動産を価値あるものだと思っています。しかし、自分自身が住む予定がなく、直ぐに売れない不動産は、固定資産税・メンテナンスにお金を必要とする負債です。この程度の金融リテラシーは、直ぐにでも与えなければと思っています。