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凄い

 基本的に、ゼミ生は自由です。何をやろうと、やらなくても。ま、私はゼミ生に提案します。でも、それを拒否する権利があり、拒否しても、私は気分を害しないことを知っています。ですので、基本的に私と関係なく物事が進みます。

 本日、私と関係なく学術論文の投稿したことを知りました。腰を抜かしました。

 なんでも自由な西川ゼミですが、数少ないルールの一つは、西川研究室の看板を背負って新たな組織に関わる際は私に了解を得ること、というルールがあります。それに抵触します。慌てて、投稿した論文を私に送るよう指示しました。送られた論文を一読しました。笑いました。高レベルなのです。ゼミ生には、「これでいい」とレスしました。

 普通の学生達です。卒業研究すら経験の無い学生です。が、集団になれば凄い。文化ですね。読みながら笑いました。約30年前は、私が徹底的に介入しました。今は、笑います。ま、名著(https://amzn.to/3E0Sejt )を読めば、学術論文なんて量産するのはたやすいことですから。

 ま、西川ゼミみたいなゼミを選ぶ学生は学術論文を書き上げることは途中経過でしかありません。彼らが求めていることは日本を変えること。つまり、心ある教師の心に響くことをすること。

 ハッキリ言って、単著の本を書くより、ゼミ生達の本をサポートする方が楽しい。だって、私を越えてくれるから。