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少子化対策

 これからニュースで政府の少子化対策の施策が流れるでしょう。私がこれから書くことを読めば、違った見方をする方がいると思います。

 各自治体、政府のやっている施策は、子育てをしやすくなる施策です。子育てに関わる負担を減らす施策です。

 これらの施策は、人は子どもを3人も4人も5人も産み、育てたいと思っているけど、経済的な理由でそれが制限されているという前提に立っています。もし、子どもは一人で十分だと思っている人は、上記の施策をされても、それ以上の子どもをもうけるとは思いません。ちなみに、私がそうです。

 子どもが生まれなかったとき、本当に子どもが欲しかった。この衝動は生物学的なもののように思います。でも、息子が生まれた後は、子どもが多くいて欲しいとは思いませんでした。みなさんはどうですか?

 今の施策に決定的に欠けているのは、子どもを産み、育てることが「得」という事実です。結論から言います。損です。子どもを大学まで生かせたならば1千万円ぐらいの損です。

 昔は、子どもを生むことが得でした。労働力として生かせるのです。農村部では、労働力として活用したならば、得です。そして3歳児までの死亡率を考えて多めに子どもを産んだのです。

 私が日本国首相だったら。

 欧州大陸国家のように、中学校卒業時にアカデミックに行くか、職業高校に行くかを決めます。ちなみに、日本でやっているような職業高校が大学進学実績を誇るようなことはありません。現状、Fランクの大学に進学するより職業高校に進学した方が、明らかに得です。

 その上で、ふるさと納税のように、所得税の一部を親に送る制度はいかがでしょうか?つまり、子作りは未来への投資なのです。

 ま、野人の遠吠えです。それを踏まえて、政府のやっていることをみてください。