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 ニュースで育休の充実を放送していました。良いことです。でも、違うな~っと思います。

 このような施策では、子どもを一人育てる動機につながるかもしれません。でも、二人目、三人目には繋がらないように思います。

 過去に、何度も書きましたが子どもを産み、育てる動機は「自分にとって得」が基本です。農業社会では子どもは働き手なのです。その後の工業化社会の初期は仕送りをしてくれるありがたい存在なのです。つまち、優良投資物件なのです。

 では、今はどうでしょうか?

 一人の子どもを都会で大学に進学させれば1千万以上のお金が必要です。そして、核家族でメリットは無い。本能的に子どもを育てたいと思っても、二人、三人という動機付けはありません。

 じゃあ、どうするか?

 現在の日本の学歴モデルは、研究者を養成するプログラムなのです。だから、非正規雇用が増大している。進学率の高い諸外国と同じにするのです。つまり、旧帝国大学・筑波・広島・早稲田・慶応レベルはそのままで良いでしょう。それ以外は即戦力の学校に変わるのです。

 でも、日本人の半数は中卒で修行に入る方が良いように思います。これからのAI時代、生き残るのは一流の職人です。これからの時代、「一流の」がつけばAIに負けません。普通科高校学校は1割が残れば良い。これはヨーロッパ大陸のアカデミックのラインと同じです。9割は即戦力の学校になれば良い。

 そして、地域コミュニティが活性化して、我が子が自分の近くにいて幸せになる。その子達は子育てを、夫と妻の両親とする。

 妄想です。市場占有者の高級官僚には分からないことです。