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 ゼミ生と関わると、「先生、人狼ゲーム一緒にしよう」とじゃれるように関わるゼミ生がいます。私は「俺はお前らの友達ではない」と言うのですが、めげません。「いいじゃない」と更に誘います。もちろん、完全拒否です。でも、それが続くのです。
 ゼミ生控え室で雑談していると、私の座っている椅子の学生戻ってきました。どこに座れば良いのか迷っていたので、冗談で私の膝をポンポンと叩くと、迷いなく私の膝に座った男子学生がいました。
 その他、西川ゼミにおいては、他ゼミでは考えつかないようにことが普通に起こります。
 もちろん、私が本気モードで語れば、ゼミ生も本気モードになりますが、それ以外の時は緊張感0でいます。新ゼミ生達も、徐々にそうなっています。
 私には憧れる教師がいます。
 高校で教えてもらった宮沢先生。おそれく、私の知る最高に授業の上手い先生です。
 大学学部で教えてもらった石坂先生。論理的な思考、研究の方法をたたき込んでいただきました。
 卒論で実質的に教えてくれば小林先生。愚かで、未熟な私を辛抱強く教えてくれました。
 大学院で教えてくれた小林先生(学部時代の小林先生とは別です)。この方がいたから、この方に憧れて高校教師になりました。
 私の最も長いボスである戸北先生。この方がどこが良いのかを言語化することは不可能です。まあ、一言で言えば、いい人なのです。
 これらの方々の共通点は、品がありました。そして、かっこいい大人でした。
 でも、その方々に、「先生、人狼ゲーム一緒にしよう」と言うことなんて考えられません。ましてや、膝の上に座るなんて考えられません。何故なんだろうな、と思います。ようは間合いの問題なのでしょう。その方々と私が関わった時の年齢より、私は年上です。
 ま、私にも隙があるのでしょう。つまり、「可愛い」という思い。もちろん、高校教師時代の暴走はしません。断固拒否します。
 私はゼミ生の間では「じゅん」と言われているようです。つまり、「じゅんはこういった」というようにです。この感覚が分かりません。私は大学院の指導教官に関しては「まなぶちゃん」と言っていました。決して「まなぶ」とは言いません。現職院生が言いました。歴上の人物は「ちゃん」とは言わないでしょ。「織田信長ちゃん」ではなく「織田信長」と言うでしょ、あれと同じ、と言われました。ま、盛りすぎですね。でも、オフラインの子の関係性は、あと1年半です。
 教師としてのパワー最大のまま、退職できる。これってかっこいい。