本日の5限は、何も考えず、思うままに語る「一斉指導」をしました。
台本はありませんが、一斉指導のテクニックを駆使しながら語ります。テクニックを使っているうちは自己コントロールできますが、思い出語り始めるとコントロールできません。最後の10分間で、コントロール不能になり、涙目になってしまいました。
偉そうなことを言っている私は、自分が高校教師の時代にいいきになって子どもを奈落に突き落としたことを思い出しました。
大学教師になってからも未熟な私はどれだけゼミ生に迷惑をかけたのだろう。一人一人のゼミ生の顔が走馬灯のように思い出されます。
それを思えば、申し訳なく思います。
その罪の贖罪は無いし、あってはいけない。
私が出来ることは、目の前の学生さんに私と同じ罪を犯さないためには何が大事かを語ることです。
涙腺決壊は避けられました。その前に「ご清聴感謝、さらばじゃ」で足早に教室を出ました。本日は、1時間25分間の一気呵成の劇場です。でも、役者になりきれない。まあ、いいのです。ウオームハート、クールブレイン、両立が大事ですから。