私は甲子園が大嫌いです。中体連、高体連も大嫌いです。
理由を申します。
課題には、協同的課題と競争的課題があります。前者は全員が課題を達成することが出来て、後者は不可能な課題です。例えば、全員が80点以上をとろうという『学び合い』ではおなじみの課題は協同的な課題です。ところが、上位20%になろうは、全員達成は不可能です。
競争的課題を与えれば、必ず、必ず、足の引っ張り合いをします。
競争的課題においては、勝者は一部です。敗者が大部分。
競争的課題を与えている教師を、心の底から呪います。屑と。それが世間的にはもてはやされていても。おそらく、義務教育段階だったら協同的課題を与えても勝てるでしょう。しかし、高校以上は駄目なやつを切り捨てて、上澄みだけで勝負する戦略が最適解です。
なんで、そんなこと分からないのだろう。
何百人の部員を擁し、十数人で勝負し勝って、美名を得られる。その人は毎年の数百人の人生を思えるのか。ま、それを無視できる人なのでしょう。
私はそんなタフではありません。だから、色々言うけど、最終的には自己判断、自己責任が基本です。その判断が健全であるように集団を健全にするためにすることはします。