私の研究室には大学院1年生と2年生に休職制度を利用して大学院に入った現職教員がいます。休職なので無給です。つまり遺失利益が一千数百万円の投資をして、西川ゼミに入った人です。
凄いですね。私には出来ないことです。
そのうちの1年生の方がふらふらしているようです。帰り際にばったり会ったので以下のように語りました。
私 あなたは一千数百万の投資をしたんだから、それのもとをとりなさい。
その人 何をしたらいいか分かりません。
私 野望を持ちなさい。望みがあるから、やるべきことが見えてくる。望みが分からないから、やるべきことが見えない。
その人 どうしたらいいのでしょうか?
私 志の高い人と話しなさい。とりあえずは西川ゼミの先輩に。そうすれば、どのような人と繋がるかが見えてくる。大事なのは、本を読み(これは新たな情報の収集という意味ですから、インターネットや耳学問もアリです)、自分で考え、人と語り合うこと。
2年生の方は、野望は見えているようですが、在学中に達成すべきことと、その後に達成すべきことの境目が分かっていないようです。これが見えていないの、在学中だから出来ることを十分達成しないことが起こりますよ。あと半年だからね。もうそろそろ形にして、半年間でブラッシュアップするのです。