今度の本に書きましたし、ゼミ生には耳たこだと思います。
『学び合い』の最上位の目的は、自分、家族の幸せです。つまり、教え子の幸せではありません。
でも、それを成り立たせるためには、中長期の自身の幸せを考えられる子ども達です。
それをスムーズに移行できるためには、日々の教科学習で、他人を利用することのメリットと、それを成り立たせる、自分の貢献。
『学び合い』は徹頭徹尾、利害損得をベースにします。しかし、それが成り立った集団においては、利害損得を意識しなくなります。
そのあたりが理解されているので、ゼミ生に対して「おまえらと何で呑まなきゃ行かないんだ。おれは家に帰って家内と呑みたい」と連呼します。私のペットになりたくないゼミ生は、当然、それを受け入れます。
教え子に分からせたいこと、「家族仲良く、健康で」です。それさえ分かれば、授業レベルの『学び合い』は容易い。だから、多方面で上記を見せつけているのです。そして、ゼミ生との問答のおおいは「西川先生は」で始まるのです。
追伸 ある教え子から聞きました。我が子と教え子がほぼ同時に事故に遭ったとき、教え子のところに行ったそうです。そして、「私は教え子を優先する」と言って、本人は美談と思っているようです。
馬鹿野郎。
我が子を大事に出来ない人が他人の子どもを大事に出来るか