■ [嬉しい]卒論発表会
昨日は学習臨床コースの卒論発表会です。学習臨床コース一期生ですので、最初の卒論発表会です。我が研究室の4年生の研究の質の高さは自信を持っていましたが、他の研究室の発表を聞いてビックリしました。とても、素晴らしいものです。コース代表の先生から、「おまえは担任なんだから、最後にしゃべろ」と言われて急遽話すことになりました。以下が、その内容です。
本日の発表を聞いてビックリしました。院生さんの発表に遜色なく、いや、わかりやすさも含めれば院生さんの発表を越える発表ばかりでした。また、教員採用試験においても、学習臨床コースの君たちは社会コースとともにダントツの合格率でした。おそらく、本年は望む進路に進めなかった諸君も、来年には望みを果たすであろうことを確信しています。研究においても、また、進路においても学習臨床コースが、これだけの実績を上げたとなれば、教官としては「学習臨床コースの教育が素晴らしいからだ」と誇りたいところですが、おそらく違うと思います。
どの組織においても、その開設初年においては素晴らしい人材が出ます。それは、必ずしも成績がよい人が集まったからではありません。それは、何がなんだか分からない、そんな組織に入ってみようと思う気概があるためだと思います。しかし、その組織の歴史を重ねるごとに、そのような人材が出なくなってしまいます。教える側のマンネリもあるでしょう。でも、最大の原因は、入ってくる人に初年度の人にあった気概が無くなるためだと思います。ここには4年生以外の学生さんがいます。その方に言いたい。4年生が持っている、新たな場ですごいことをしてやろう、という気概を持って欲しい。その気概があるならば、君たちは4年生を越える成果を上げられる。頑張ってください。
4年生の諸君へ。私は君たちと同じ学習臨床コースに所属出来ることを誇りに思います。ありがとう。