■ [嬉しい][親ばか]仲間

本日は、学習臨床コースの教員の忘年会です。楽しかった。とにかく、みんなが普通の人でいいな~、と感じます。来年度からは別組織に異動します。でも、そこでも楽しい集団になりそうです。
今年一年も、もうすぐ終わりです。この一年は、仲間の広がりと強さを感じる一年でした。日本の色々なところで、様々な形で、私と無関係な『学び合い』を広げる活動が行われるようになりました。今までは、私のよく知っている方が、『学び合い』を広げていたように思います。しかし、現在は、我々が広げた人が、広げていく段階に進めました。いや、私とは物理的に全く会っていない人が、『学び合い』を理解し、広げていく段階に進みました。
『学び合い』の初期段階は本当に簡単です。最大でも2週間で大丈夫です。でも、中級段階の「みんな」の徹底は、時間がかかります。では、中級、上級段階に進んだ人のみが、初期段階の『学び合い』をサポートできるのでしょうか?そんなことはありません。初期段階の人が中級段階、上級段階の人をサポートできます。そして、サポートすることによって、自らが中級段階、上級段階に進めることが出来ます。上級段階の人だって、人をサポートすることによって、現状を維持し、さらに上を目指せます。それは『学び合い』を実践している方だったら、子どもを見れば明白です。また、『「勉強しなさい」を言わない授業』をご覧ください。
私は初期段階、中級段階、上級段階という表現を使います。しかし、それらは子どもたちの姿であって、固定的なものではありません。是非、右の検索で「段位」と検索してください。そこで書いているように、『学び合い』を実践している人にはレベルはありません。重要なのは『学び合い』をやるか、否かの二種類しかいません。
私だから出来る、もの凄いサポートなんてありません。私と話した方、また、私のメールのやりとりをした方だったら、ご存じだと思います。私が語ること、書くこと、それは常識の範囲を超えるものではありません。単に、囚われから離れることによって、ごく普通の常識を積み上げた論理を展開しているだけのことです。そして、私自身も常識に「頻繁に」囚われます。そのときは、二十歳そこそこの学部学生からも「正され」ます。
同志各位にお願いします。広げることによって、自らを高めてください。広げることによって、子どもを高めてください。教えることは、学ぶこと。だって、それが『学び合い』の基本的なセオリーでしょ!
追伸 2週間で会得して、他の人に広げる、その連綿を続ければ、1ヶ月で4人、2ヶ月で16人、3ヶ月で64人、4ヶ月で256人、5ヶ月で・・・。ほら、日本中に広めるなんて簡単でしょ。あはははは
追伸2 本日の飲み会は1次会で退散し、家に戻りました。帰ると、息子がニマ~~と笑っています。「どうしたの?」と聞くと、「おとうさん、かえって、うれしい」と一言。だっこして、風呂に入れて、添い寝をしました。だから、家に早く帰りたい。