■ [大事なこと]保護者は宝
先日、書いた「保護者は宝」の蛇足を書きます。何故、宝か。
だって、保護者の方のクレームは「我が子」という個を大事にした気持ちに発するものです。三十人の個に対応できるのは『学び合い』しかありません。だから、最終的には同志になり得る可能性は高いのです。保護者のクレームを子ども集団で対応しましょう。一人で対応できませんからね。もし保護者集団を形成できたら、校長より、教育長より、もの凄いことが出来ます。
■ [ゼミ]掛け合い漫才
長い実践研究から帰ったFさんとの会話です。Fさんは実践校で、『学び合い』の道徳の実践をされて、驚異的な成果を上げました。その成果に対する私の反応は、「これ、本当に子どもがやったの?」でした。私がそう反応するのですから、おして知るべし、です。私としては、その成果を冊子等にして現場に配布したいと思います。それを課題に与えています。そこでの会話は以下のように漫才のようです。
課題をまとめるに関して・・・・・
Fさん:(成果がまとまるか)不安なんです。
私:その不安から逃れる方法はなんだか分かる?やり遂げること。だから、ごちゃごちゃ言わずに、今できることをしなさい。
また、落ち込んだ私のブログを読んで・・・
Fさん:先生は色々なものを背負い込みすぎなんですよ。
私:私は背負いたくて背負っているわけではないよ。例えば、今日の朝までにFさんが課題を達成したら私の背負うものは、Fさん分、少ないと思うよ。
そんなこんなを話していると・・・・
Fさん:言い訳ですが・・・・・
私:それを聞いた後、私が「うんなるほどね」と言いそうだったら、言いなよ。でも、「それが言い訳になるの?」と言われそうだったら、言わない方が良いんじゃない?言う?
西川研究室に1年以上いるのですから、上記のことを言えば、直ぐに切り返しがあることはご存じです。でも、それでも言うのは会話を楽しまれているのでしょう。まあ、私もそれを理解した上で、楽しんで切り返しています。そのような会話を通して、Fさんの苦労を共感する心優しき現場学校の校長先生から、私という管理職の管理下に戻ったと言うことを実感しているのだと思います。
フォフォフォ