■ [大事なこと]ちょっとした質問
今年の卒業研究発表会で、ゼミ生は「勤務校に一人しか『学び合い』実践者がいない人の悩みとその解消法」を研究し発表しました。終わってから、同僚の赤坂真二さんが「調査対象者は、『学び合い』を自分でしたいと思っている人ですか、『学び合い』を広げたいと思っている人ですか?」という質問をしました。我がゼミ生も、おそらくそこにいた大多数の人も、その一言がどれほど深い意味を持つのかは分からなかったと思います。「あ、この人もそれに苦労しているんだな。ということは・・・」と思いました。
ちなみに、私の知っている人の中で、私に良い意味でも悪い意味でも一番近い人間はだれかと問われたら、私は赤坂さんだと思っています。(もちろん、息子の方が似ていますが)それが分かるちょっとした一言、しぐや、癖、を見つけるとじっと見つめてしまいます。そうすると彼は嫌がります。そうするともっと見つめて「分かっているぞ~」というオーラを出してからかいます。ふぉふぉふぉ
追伸 彼は天性ではなく、ものすごい苦労をして話術を得た人です。だから、直前に15分以上のスピーチを頼めば、ノートや紙の端に何かを書き始めるはずです。話の組み立てを考えているのです。教職大学院の同僚の大多数は天性の話術を持っている人なので、そのようなことをしなくても話を組み立てられる人たちです。しかし、赤坂さんと私はそうではないので、その時は、そうとう苛ついていて、それが分からないように目立たなくやるのですが、同類の私はそれが分かるので、じっと見つめてしまうのです。ふぉふぉふぉ