西川ゼミでは週に1度、私と議論します。話す内容は多種多様です。それをみんなで共有するのです。何故なら、ある人の質問は、他の人にも意味あるからです。
十年以上前からネットで公開しています。YouTubeで西川研究室と検索するとヒットします。ゼミ生は私は「親戚のおっちゃん」と言います。動画を見れば分かると思います。ゼミ生の質問は2年間で変化します。最初は基礎的な内容です。『学び合い』の方法を聞きます。しかし、やがて今後の社会とか、生き方の話が中心になります。
あるときゼミ生に「困ったことはないの?」と聞きました。ゼミ生は「困ったことはあるけど、それを相談したら先生が何を言うかが分かるミニ西川が頭の中にいるから大丈夫」とのこと。『学び合い』の実践者として誇らしかった。
追申 私とゼミ生との関係が親戚のおっちゃんと兄ちゃん・姉ちゃんの関係なので、わざわざ上越まで来られる方はビックリします。そして、「あれでいいのですか?」と聞かれます。私は「いいのです」と応えます。『学び合い』の教師と子どもの関係において専制君主のような関係は不要です。「この人の言うことを従う方がいいのだろう」というスタンスで良いのです。常に学んでいるゼミ生以上に、私が学んでいれば良いのです。これって、楽じゃないですよ。ふぉふぉふぉ