■ [大事なこと]みんな苦しんでいる
教師になれば、苦しんでいる子どもは分かります。目立つ子どもに何とかしたいともいます。でも、教師になれば分かります。実は普通の子どもも、同じように苦しんでいる。
見た目ではありません。
考えてみれば当たり前です。新興宗教と言われるような「変」な研究室に入ろうとする人なのですから、「業」を背負っている。
その人達に、救いと癒しを与えられたであろうか、考えます。
■ [大事なこと]ピーターパンでは無い
毎年、この時期になれば教え子を卒業・修了させます。
27才で高校教師から大学教師に変わりました。数年間、夜になると泣きました。研究は面白いが、教師としての充実感はありません。何で大学教師なったのか、後悔しました。
自らの研究室を動かし始めました。そうすれば教師としての充実感を感じます。しかし、どう考えても大学は「変」です。だから、教え子を送り出す際、「あ~、この子達はまともな世界に旅立つのだな」と思いました。そして、「俺は変な大学に取り残されるのだな」と思います。それはネバーランドに住み続けるピーターパンのような考えです。
しかし、『学び合い』が成長すると、『学び合い』の大学の研究室の方が「まとも」になってきます。そうなると、教え子を送り出す際、「あ~、この子達は「変」な社会に送り出すのだな」と思うようになりました。
本年はちょっと違います。教え子達が巣立つ先には、あの人も、この人もと思う同志の方々がいます。だから「あ~、この子達はあの人達にお任せするのだな」と思えるのです。教え子が行く同志の方々にお願いします。自慢のゼミ生です。よろしくお導き下さい。
■ [お誘い]千葉の会
以下の通りです。
『来週23(土)13:30-17、第16回『学び合い』千葉の会@習志野市です。 @e_chigoya さんと okiさんの高校国語の実践を中心に『学び合い』を学び合います。参加費200円。詳しくは→ http://kokucheese.com/event/index/77227/ … を。』
■ [ゼミ]妄想
私は明るい未来のある妄想が大好きです。ゼミでは2年間、常に妄想をゼミ生に吹き込みます。でも、5年前の妄想は既に実現しています。今の妄想は5年後には常識にします。
薫陶よろしく私と同様に妄想好きになったゼミ生のメールです。
『学陽書房の5冊目は桃色を残しておいてください。キャッチコピーは「日本が元気になる~『学び合い』リンクアップ」です。政治家のようなうたい文句です。キーワードは連携、しかも県を越えた地域間連携です。秋田と新潟や、長野と福島などです。
4冊目は、「地域が元気になる!~『学び合い』リンクブック」はいかがでしょうか。
「学校を核とした連携『学び合い』で地域が元気になる」というボディーコピーです。
一つの中学校区で複数の小学校が連携し、その卒業生である中学生が後輩である6年生同士の子どもたちと親を説得し、そして地域の高齢者や幼児も参画する研究会を催すのです。
核となる学校には、幼小中老が入り乱れています。そこに高校生ボランティアが参入し、大学が研究母体になります。
いずれ西川財団が、ノーベル賞と同等レベルの教育部門を世界平和、人類共栄のために国際レベルで実働することを夢見ました。』
補足1 一般の人は私の話を妄想と思っていますが、私も上記の人も、妄想では無くリアルな未来として語っているのです。ただ、一般の人に合わせて「妄想」と表現しました。
補足2 西川財団が生まれるとしたら、私が金持ちになって、それを寄付することが必要です。私は財団を設立するほど金持ちにはなれません。第一、金持ちなったら、寄付することはせずに家族に使います。ふぉふぉふぉ。だから、西川財団はリアルではありません。
補足3 我がゼミの研究の方向性としては、地域コミュニティーの再生があり、それを超えたネットワークの形成があるので、上記の方向性は正しいです。ただし、学陽書房の4冊目は特別支援、5冊目は『学び合い』のコミック版の方向です。ですので、上記は最短でも6冊目、7冊目になります。でも、シルバーもゴールドもありますから。
補足4 上記が誰の妄想かは、ゼミ生だったら想像つくよね。なまはげさんは、確実に布石と実績を積み上げていますよ。このレベルの妄想を常にしていて、ニヤニヤしていると、子どもに凄いことが求められます。何度も言っているように、高次の志を持てば、身近な問題のブレークスルーが出来るのです。ふぉふぉふぉ