■ [嬉しい]同志
日本の遠方に出発するのは大変です。疲れます。でも、同志と会えると、自分の心が浄化されるような気持ちになります。
日本の教育における言説の多くは、個人の実践向上を目指したものです。そして、その日、その授業が成り立つか成り立たないかを求めています。それは当たり前です。でも、他の人の実践向上が自分の実践向上に関わることを語る言説は多くはありません。子どもの一生涯の幸せを、その日の実践とどのように結びつけるかを明確に語れる言説は多くはありません。
が、『学び合い』の同志とは上記を語れます。
そのような言説は大多数の人には受け入れられない。でも、その言説を受け入れる人だからこそ、1年の殆ど、いや数年間合っていないのにも関わらず繋がっていると感じることが出来ます。
もっと分かりやすい表現方法をとった方が良いことは分かっています。でも、「一人も見捨てない」という『学び合い』の本体を譲らずに愚直に掲げることが、我々の強みのように感じています。だから、急激に広がっているのだと思います。
そんなことを和歌山で感じました。