■ [嬉しい]若い人
先週の24日に、若い人の企画による、若い人との対談がありました。私も関わらせて頂きました。
年を取ったからだと思いますが、じっくりと味わいました。で、書きます。といいまして、なにをかけばいいいかといえば、とにかく「えかった」です。想定内の企画ですが、それが大事です。当たり前のことを、当たり前に積み上げていく、それが私はしんどくなりつつあります。焦って、急いでいます。でも、一番大事なのは、当たり前の積み上げです。
そう思いました。
■ [嬉しい]Gustavo Dudamel
Gustavo Dudamelという指揮者を知った。実にいい。何が良いかと言えば、一斉指導的ではないのです。私は音楽に関して素人です。が、何故か、そう思いました。
拍子を取るのではない、その場で紡ぐでもない。
偉大な指揮者は練習の段階で自らの考えを示し、その方向性で集団を動かします。だから、当日、拍子を取るように見えても、その場で紡ぐように見えても、その裏にはミッションがある。
でも、Gustavo Dudamelの指揮を見ていると、ミッションを与え続けているのが分かるのです。明らかに拍子を取っているわけではありません。コンサートマスターにきっかけを与えているのではありません。良い音楽、というより、納得できる音楽を創ろうという意思が見えます。
ま、素人考えですが、私は感じます。そして、その人の管下にいれば楽しいだろうなと感じます。
いい指揮者です。フルトヴェングラー、クナッパーツブッシュ、ベームとは違う指揮者だと思います。ま、そうです。彼らは民主主義以前のの世代ですから。