■ [お誘い]千葉の会
9月26日に『学び合い』千葉の会が開かれます。お誘いします。http://kokucheese.com/event/index/324042/
■ [大事なこと]任せる
放任と任せるとの違いは大事ですね。
任せる場合は、ミッションを与え評価をする。この繰り返しがあります。そして環境の整備を常に行う。これらがないのは放任です。
分かりやすい例は、何もしない上司と自分たちやりやすい上司の違いです。
『学び合い』の初心者の中に、まれに、取り違える人がいます。大抵、本を読んでいません。
■ [大事なこと]アイデンティティ
日本人としてのアイデンティティとは何か?
それは「私は信頼たる日本人の一人で、一生、日本人でありたい」ということだと思います。これがあるから大震災の際に略奪が起こらず、ごく普通の人が復興に駆けつけた。
これを育成するには、他者と関わり、成功体験を積み上げ、他者は信頼できるという文化を育てること。これを組織的に行うのが学校だと思います。急激に日本社会が変わるとき、アイデンティティが一層重要になります。
私は世代間の対立が起こることを危惧します。その恐怖を30代、40代の人に感じて欲しい。彼らは今の20代、10代と協働できないならば、切られてしまう世代です。人ごとではありません、教師もそうです。自分の実践能力の向上、自分のクラスしか視野のない人は、40代で潰れます。今は200人に一人の休職者が激増し、退職者も増えるでしょう。これを組織的に改善するのも学校だと思います。学校がコアになって地域的コミュニティを再生するべきです。
NPOではなく、何故、学校が地域コミュニティ再生のコアになるか?
第一に、日本で一番広く存在し、予算とマンパワーを持っている組織だからです。
第二に、地域で最初に共有するミッションは子ども、孫の健やかな成長だからです。道路などのインフラ整備の場合は利害がぶつかります。
第三に、教師は子どもにとって管理者です。だから、子どもと一緒にやれます。これはNPOで汗をかいている方々にはのどから手が出るほど欲しいアドバンテージです。
文科省の音頭取りでコミュニティースクールが盛んです。しかし、学校側は子どもの成長に地域の協力を得る手段だと思っているのではないでしょうか?でも、本当は、地域を変えることが出来るのは学校しかなく、子どもたちが主役で主体者であることを意識しているところがどれほどいるか、と思います。方法は簡単です。子どもに地域コミュニティの再生を求め、「さあ、どうぞ」です。しかし、子どもは出来ないという思い込みを捨てなければなりません。
日本人はみんな仲間だと思える社会は素晴らしいと思います。
■ [お誘い]島根、岡山
8月9日 益田市で『学び合い』島根の会があります。http://kokucheese.com/event/index/312353/
11月14日 岡山で『学び合い』岡山の会があります。http://kokucheese.com/event/index/323862/