■ [大事なこと]つらい
物事を知ると辛いことがある。
否定すべきことがある。でも、それをしている人ではなく、その人の行動の一部(正確には方向性)を。でも、尊敬すべき人から、その人を否定したと誤解されると、辛い。
そして、そのような無礼なことをしていると第三者から思われるのが、辛い。
切り込み隊長は、やだな。
誰だって嫌われたくない。でも、嫌われる役回りの人がいます。
■ [大事なこと]不思議
私は一部の人からは蛇蝎のように嫌われます。
そして、大部分の方からは、変な人と思われます。
が、不思議です。
教職大学院でも、教職デザインコースでも、全体の2割程度は西川ゼミを選びます。不思議です。でも、我がゼミの目指すべきもののロマン、もしくは香りを評価してくれる人がいる。だから、旗を立てられる。
■ [親ばか]イブ
今日は家内が生まれた日の前日、イブです。家内が生まれてくれたから、私は今生きていられる。明日は当日です。そして、明後日は後夜祭。
家族の大きなお祝いは、3日連続です。
楽しいことは多い方がいい。
■ [大事なこと]日本
アメリカは5%のエリートを育てる教育が抜群にいい。だから、強い国でいられる。だから、日本はそれをまねようとしている。でも、アメリカは強いが幸せな国とは感じられない。だから、日本は強くて幸せな国になるために何が必要かを考えるべきだ。このままでは5%の超勝ち組と95%の超負け組に分かれる国になる。
5%の人は本を読む。だから、その人に向けた本は商業的にペイする。しかし、95%に伝えるのには何が必要か。口伝えしか無いかもしれない。
■ [大事なこと]大学
クラスで問題が起こると、教師一人が悩み、教師一人で具体的な解決策を考え、子ども達に強います。それだと、結局、教師一人の能力に依存する。
『学び合い』だったら、クラスで問題が起こると、その問題点を語り、解決する意味を納得させ、子ども達が解決することを求めます。こうすれば子ども達の能力の総和を期待できます。少なくとも2割以上の子どもの。子どもは大人ではありません。しかし、子どもも1日24時間です。従って、5人の子どもが教師の立ち位置に立ってくれれば、教師一人の5倍の目と耳を持ち、教師の5倍の時間をかけて問題を解決できます。そして、その様な5人はその3倍の子どもに影響力を持ちます。結果として5人の2分の一のエネルギーを費やしてくれます。
長い、前振りでした。
ネットサーフィンをしていると、大学の様々な生き残り策を知ります。私の感覚だと細かすぎるのです。細かすぎれば、2割のメンバーのアイディアの入り込む隙が無い。そして、個人レベルの利害に訴えるものが多い。しかし、個人の利害では周りへの波及効果が無い。
大学は、良き人材を養成し、それが評価されれば生き残ります。当たり前のことです。
これを実現するには、学生、当人が良き人材になることを望み、その成果を自ら発信することをリンクさせる必要があります。
それが出来るか、否かではなく、それが唯一の生き残り策だと思っています。
私はゼミ生に、「我がゼミは日本の教育を動かしている。一人も見捨てられない教育・社会は実現できる」と常識人には荒唐無稽なことを何度も語ります。そして、私自身、家族を大事にしつつ出来ることをやり続けています。エリートとは出自ではなく、ノブレス・オブリージュが自らの利害に一致すると理解できる人です。私立大学の建学の理想はまさにそこにあります。それを共有できること、それが大学の生き残り策だと思います。
ま、リアリティがないのが残念ですが。
もし、学級目標がクラスの全員が覚えているならば、そのクラスは良いクラスになります。が、そんなクラス少ないですよね。だった、学級目標と一致しない方針で、学校教育の大部分を占める教科学習が行われているのですから。
職員全員がグランドデザインを覚えているならば、その学校は良い学校になります。
大学人の中で、勤務する大学の3ポリシーをそらんじている人が何人いるでしょうか?おそらく1%もいないでしょう。なぜなら、それに基づき大学が動いていないからです。もし、人事評価が3ポリシーによってなされるならば、必死に理解しようとするでしょうね。
ネットサーフィンして、姑息な方法が多いことにげんなりし、書きます。