■ [大事なこと]秘訣
「僕は天才ではありません。なぜかというと自分が、どうしてヒットを打てるかを説明できるからです。」というイチロウの言葉が好きです。かつてノーベル賞受賞者が閃きとは何かを質問されました。応えは「言語化できない論理的な思考」と言っていました。イチロウやノーベル賞受賞者に比較するのは申し訳ないのですが、私も膨大な論文をどうすれば書けるのか、本を何故バンバン書けるのかを説明することが出来ます。実は簡単です。が、ダイエットと同じで、やり続ける人は殆どいません。
■ [大事なこと]集団無責任体制
この前、教育新聞にアクティブ・ラーニングの本体は経済・産業界が求める人材を養成することだと書いたら、予想通りの大反発を受けました。
しかし、最終的に経済・産業界で生き残る人材、つまり給料が貰える人材にしなければならないのは誰でも認めるところです。問題は誰がその責任をおっているかということです。
今までは小中高大の全てが企業がその責任を負っていると考えていて、自分たちの責任ではないと考えていました。そして、企業も学校教育に期待していません。むしろ有害と考えていました。
しかし、余裕のなくなった「営利企業」は、即戦力の人材だけを正規採用するようになりました。即戦力にならない人材は使い捨ての非正規採用にならざるをえません。
無責任なのは営利企業と学校教育のどちらでしょうか?企業は自らの営利に一致しなければ教える義務はありません。
今の時代、学校教育は人材養成の場では無いと主張している人は、子どもを非正規に追いやっています。私は無責任だと思っています。小中高大の全てにおいて給料を貰える人を育てる義務があります。